今年も実家に皆で集まって餅搗きでした。
搗くのは電気式(かな〜りレトロな東芝製)の餅搗き機なんですが、餅米を蒸すのはコレ。
「へっつい」と言う物だそうです。
父が言うには「かまどとは違う」らしいのですが、
漢字で書くととどちらも「竈」で「かまど、くど、へっつい」は同じものを指す様です。
かまどは「固定式」でへっついは「移動可能」って感じなんでしょうかね?
水を入れた「羽釜」の上に「和せいろ」を2段積みにして順繰りにどんどん蒸してゆきます。
昭和何年製って言ってたかな?兎に角12年生まれの父が子供の頃からあったそうなので
相当なものです。鋳物製です。
煙突のカサ、去年まではちゃんとカサ状のモノが付いてた気がするんですが
(それも既に代用品だったような.......)今年は今は亡き「ばく」のご飯のボウルがのってます。
手前の消し壷(鉄製。蓋をして炭の火を消しつつ保存する物です)も相当年期が入ってますよ。
釜をおく部分に穴が空いちゃって。
このままだと危ないね買い替えなきゃねぇ、こんなのまだ売ってるトコあるのかね?
ステンレス製のをホームセンターで見た気がする〜、とか皆で話してて。
今調べてみたら、同じ鋳物製の物が2〜3万でネットでも買える様ですよ。
良かった良かった!
各家の伸し餅を搗いた後、最後に搗いた分でアンコや大根おろしにして食べます。
今年は白菜の漬け物を巻いたものもあった。だれだ?作ろうって言ったの(笑)
毎年お餅+母の豚汁と、叔母が作って来てくれる牛タンを茹でたものが並びます。
これが終わるといよいよ「良いお年を〜」です。